伊豆・真鶴方面アジ泳がせで狙うアオリイカ釣り2023.3.11

今回もいつもの釣り場に生きアジで狙うアオリイカ釣りで来ました。

結果は何とか胴長27cmのなかなかサイズが一杯。

今季は3連続安打となかなか好調です。

今回はヤエンにも挑戦

今回は昨年亡くなった釣り仲間の奥さんのお墓参りしてから移動しいつもの磯に入磯した時間は12時半ごろ。

途中、真鶴の青木釣具店にアオリの釣果を聞くがあまり芳しくないようです。

それでも来た以上は何かしら釣って帰りたい。

このところYouTubeで水中ヤエンの動画を見てヤエンに再び挑戦したくなった為、平塚のカメヤ釣具店でヤエンを一本購入。

動画で紹介されてましたヤエンストッパーも合わせて購入。

これはヤエンがアオリイカの所まで到達したら戻ってこないようにする為のものです。

生きアジはなんと15匹

今回はアロさんも参加したこともあって鼻息が荒く、当初20匹を購入しようと。

いやいやそんなに使わないでしょう。
ということです15匹に削減。

たぶん、それでも多いでしょう。

いつもの釣り場は先客が。

今回は磯は左右合わせて大賑わいで先客が4名もいらっしゃる。
我々の釣りは夕方から夜釣りがメインの為、失礼ながら夜まではやらないだろうと想定し左側の磯の先行者に挨拶を兼ねて釣りをする時間をヒヤリング。
たまたま運よく、丁度終わるところなのでどうぞおはいりくださいとのこと。
ラッキー！！

愛想の良い人達のご厚意に甘え、直ぐに入りアジバケツに新しく新鮮な水を入れ替えてアジはこれで元気一杯！

こちらは磯に荷物を置いて昼食を取りながらアロさんと今日の釣りのイメージトレーニングをしていると右の磯で釣りをしていた50代位のおばちゃん釣り師がだんだん、我々が確保した磯を遠慮なく侵略してくる。何も言わずに・・・・(-_-;)

しばらくするとショッカー殿も磯に入りましたがやはり遠慮しないおばちゃん釣り師。

そして一番怖いのは振りかぶって仕掛けを投入するときに全く後ろを見ずに投げる為、何時針に引っ掛けられるかと戦々恐々。

何も知らない図々しいおばちゃんにはかないませんがやはり釣りを行う以上、細心の注意を払って釣りをして頂きたいですね。

その後、しばらくすると右の磯に入りたそうな2人組のヤエン釣り師が現る。

異常に人口密度が高いこの磯はなんなの？
反対側の磯には誰もいないしむしろそちらの方がお祭りせずに楽しく釣りができると思うのだが・・・

ヤエン釣り準備

今回は生きアジが15匹もいるので遠慮なく早めに釣り開始だいたい3時半位だったか。
反対側に見える磯にはご年配の60代位のご夫婦が釣りをしていたが、止めて引き上げるかと思いきやこの人達も人が多いこちらの磯にやってくるではないか？
勘弁して！！

この狭い空間に何故こんだけ人が集まるの？

ご夫婦のおばちゃんが声をかけて空いているところで釣りさせてもらえますか？
と声かけてきましたがこの磯に3人以上の釣りは不可なのですかさずこれから始めるから無理と回答。
右の磯に居た旦那さんは何と、こちらの磯に移動してきて夫婦で我々が確保した磯で釣り始める。
うーん困ったもんだ。

気にせずにヤエン釣りの準備を初めてヤエンストッパーをセットするがなんせ初めての経験の為、付け方がそもそもわからず最初はヤエンストッパーの上にしもり玉を付けたりするが、それだとヤエンそのものが落ちてこないではないか！！

ようやく付け方を理解してワイヤーの輪っかになっているところに道糸を通して引っ張るとヤエンストッパーが良い感じに道糸にセットされる。
ヤエンの止まる位置を想定してヤエンストッパーの位置を調整する。

後からこちらの磯に声を掛けてきたパワフルなおばちゃん釣り師のご夫婦はショッカー殿の同じ職場にいた方のよう。
しばし話をしたところ、奥方様はなんと「江の島のマドンナ」と呼ばれている方の模様。
どうりで愛嬌も非常に良かったです。

ヤエン釣り開始

目の前にいるおばちゃん釣り師に構わず、アジをぜいごに針を引っ掛けてアジ単体で投入して釣りを開始。
5分程泳がせると直ぐに右のおばちゃんが投げている浮きへ向かって泳ぎ始めるため、アジを回収して再度投入。

相変わらず、後ろを見ずに投げるおばちゃんが怖い。
いつ引っ掛けられるかわからず、ショッカー殿も引っ掛けられそうになりながら待機。
しかもやたらと粘り5時過ぎても帰らない。（泣）

うーーん、侵略だけでなく、粘る粘る。

でもさすがに釣れずあきらめて帰ることに。
人が居た場所に侵略した後に、帰り際にお待たせしましたどうぞと・・・(-_-;)
ずうずうしいのにはかないませんね。

暫く放置していたのでアジを回収して投げなおそうとすると根か海藻に引っ掛かって回収できず強引に引っこ抜いたら糸が切れてしまった。

ヤエンの場合、磯竿4号はちょっと重く疲れます。
2号か1.5号位の軽い竿の方が扱いやすいかと。

ヤエンから浮き釣りに切替変えて始める。

さすがに暗くなってからだと、素人の私にはヤエン釣りは厳しいので浮き釣りに切り替えて釣りを始める。
18時位ですとまだ、明るく浮きの灯りを付けても暗くてどこに浮きがあるか分からない。

それに比べアロさんの購入したハピソンの浮きは緑色のLEDが明るくてもはっきり見えて良くわかる。
↓ホントにこれオススメ

この日は潮も澄んでいてアオリイカ釣りにはうねりや風も殆どなく環境は最高。
嫌が上でも期待は上がるが・・・まさかここまで苦労すると夢にも思って見なかった。

完全に暗くなってからはこちらの浮き釣りは全く反応なく、ショッカ―殿は頑なにヤリ専科。

隣に磯に入ったヤエン釣り師は見ていると何度もアオリイカの当たりがあるみたいで５～6回はやり取りをしていました。

2回目でなかなかのサイズのアオリイカをタモ入れしてゲットしている。
これがヤエンと浮き釣りの差か！？

やはりヤエンをやるべきだったかな。

とはいえ、暗くなってからやった事がなく、トラブルは必須のような気が・・・・
過去にアオリイカかと思い、ヤエンを投入したら見事ウツボにヤエンをかけてしまった事もあって果たしてアオリイカなのかウツボなのか判断できる自信がない。(汗）

アオリイカかウツボの当たりかは多分慣れている人はすぐにわかるのでしょうけど。

そんな感じに妄想しながら20時頃までねばっていたら、なんとなく浮きの動きが怪しく。
ちょっと浮きが沈んだが、直ぐに浮き上がってきた。
その後、本当たりが来るのを待っていたが、なぜかイカはアジを離してしまった模様。
2分後に仕掛けを回収したところ、思った通り頭をひとかじり。

その後30分後に今度はアロさんに当たりが、あったが私と同じ感じで直ぐにアジを離してしまった。
なかなか今日のアオリイカは神経質で警戒心旺盛。

1時間経過しても何にも反応がなく、無駄にアジを消耗して、最後の1匹に！！

アオリの神様がこのアジに来てくださいとひたすら祈りながら気づいたら22時。

今日は残念ながら坊主で残念、さあ帰ろうぞと！！

みんな帰りの準備を開始したところ、何故か遠投している我が浮きが消込見えなくなった。
まさか・・・

待望の当たり！？

しかも浮きが全然浮いてこない。
この距離でウツボはないでしょう。

でも道糸は出て行かず、イカを確信させる根拠がイマイチ。

それでも約2分程、待ってアジに集中して食べているアオリイカを想像しながら大合わせを入れてみる。

乗ったぜ！！

この重量感間違いなく、大型アオリイカ。

慎重に巻いて磯まで寄せてくる。
今回はギャフは忘れてきたみたいで見当たらないので、タモを釣り開始前に車に戻り取ってきたのが幸いし

ショッカー殿にタモ入れをお願いし見事、胴長27㎝の大型アオリイカをゲット。

最後の最後に大逆転勝利。
でも、自分だけ。

同行者のショッカー殿、アロ殿は釣れずに今回は自分だけ良い思いをさせていただきました。

釣れたアオリイカは実家の親に分割して配り、我が家の分も頂くことにしました。

やはり釣りたてのアオリイカは格別ですね。

まとめ

・アジは一人5匹で十分。
・アジは投げた時の衝撃で外れないようハナカンを通す位置が重要
・ヤエン釣りの場合は当たりは浮き釣りより多い。（隣の釣り師で実証済）
・アオリイカ釣りは諦めたら最後、勝利の女神は微笑んでくれない。
・釣りする前から鼻息が荒いとアオリイカは逃げていく。
・釣り場に入る時は互いに挨拶した方が気持ちよく釣りができる。
・当たりがあった時は即合わせをせずにアオリイカが夢中になって食べている時に
　合わせを入れて針掛かりさせる確率を上げる。