今回も昨年と同様に久々にショッカー殿、アロさんと三人のフルメンバーでアオリイカ狙いで出撃。
結果からですが!本命アオリイカ2杯ゲットです。(大きいのは25cmクラス、小さい方は22cm)
今回入った磯はアロ磯と呼ばれるアロさんを抜きには入れないとある地磯です。(我々の間で勝手に呼称しているだけ)
こちらの磯は満潮時は渡れなくなる為、今回ショッカー殿とはあとから合流する予定でしたが干潮を過ぎて渡れなくなるため、違う磯に入ることとなり、2つの場所で釣果を競いあうことになった。
尚、ショッカー殿は待ちの釣りが嫌いらしくヤリイカ専門に狙うとのこと。
アロ磯に入磯
こちらは生きアジ10匹を購入し本命のアオリイカ一本で勝負。
とはいえこの仕掛けでヤリイカも釣れるので密かに二足の草鞋作戦。
この日は風も弱く、釣り場は東向きでも西向きの磯でも問題なく釣りができる見込み。
一応、夜から西風4mと強くなることが想定された為、この日は東側の磯(西風に強い磯)に入磯するうこととした。
餌の生きアジはいつもの真鶴の青木で調達。
ホームページ上では@230と記載されていたが、昨年と同様に今回も10匹で2400円と@240と昨年より+10円の値上がり。
物価の上昇がこちらにもきておりますね。
我々の食事も調達する必要があるのですが2019年の台風以降西湘のSAのお店がなくなりトイレだけとなりあのとても美味しかった西湘SAのおにぎりが味わえなくなったのはかなりの痛手。
代わりにおにぎりとコロッケ、メンチカツをセブンイレブンで調達。
セブンイレブンの店員さんは良く気が利いて、コロッケとメンチカツとの見分け方を説明してくれたりおまけにソースまで数量分を下さりました。
それから暫く走り目的地の磯に到着。
昨年の釣り場はショッカー殿に入ってもらい頑張ってもらうとして我々は早々にこちらの地磯に入りジ時間まで待機することとした。
こちらは過去の台風の影響で岩類を乗り越えて入るのですが、干潮時しか渡れず満潮時では全くもって入ることは不可。
2023年12月30日(土)の潮周りは中潮で風は微風でどの釣り場でも釣りができる。
干潮:0時29分(-4㎝)、12時49分(96cm)
満潮:7時40分(148㎝)、17時59分(147cm)
日没:16時41分
月出:19時36分
二日前の28日は丁度満月で最も釣れそうな雰囲気がある夜だったのですが、勤めている会社の納めの日で酔っ払って釣りには行けず。
ベストな潮周りではないが今回も中潮とまあまあ期待が持てる。
特に青木のご主人がこのところイカは好調との話を聞けたので嫌が上でも期待だけ先行。
聞いてもいないのですが・・・汗
その後、厳しい釣りが待っているとはこの時点では海の環境もほぼ無風べたなぎで絶好の環境でありこの時点では夢にも思って見なかった。
アオリイカは潮止まりから動き始める1時間ほどが一番釣れる確率が高くなるので干潮、満潮のタイミングで始めるのが理想的です。
もちろん、日没前後もゴールデンタイムで一番釣れる時間帯です。
この時間が重なると更に確率が上がります。
この日は潮がゆっくりと右から左側に流れており、潮はなかなか早い動き
満潮になると下げ潮に切り替わるので、左から右側に潮の流れが変わるかと思いきや、流れは変わらず潮は止まらずずっと動いている。
昨年と同様にアロさんは14時半からスタートしたが、どうみても鼻息だけで釣れるとは到底思えずこちらも昨年と同様に16時半からスタートしたが全く反応せず。
一番期待値が高い夕まづめのゴールデンタイムは残念ながら一切反応なし。
早くも諦めモード。
最後のチャンスは月が出る19時36分以降に期待し、時間をつぶすことにした。
今回作成した仕掛けは大失敗。
全長が50㎝ほどと短すぎて投げる度に仕掛けが絡みアジ2匹が何もせずともダメージ大。
潮は相変わらず右から左にゆっくり流れる為、そのまま放置しておいたら浮きが偶に沈むのを繰り返す為、まさか・・・ヤリイカかと期待に胸を膨らませて合わせてみたら・・・・根がかかりでがっくり。
仕掛けを1.2mほどに変更し3匹目を使い、仕掛け絡みからようやく解消した。
月が出ようがそんな状況が好転するとは思えず、やっぱりダメかと思いきやアジがついた電気浮きを流し
ローテンションで釣り竿を奥場所を移動させさて、浮きがどこかと探したが・・・
浮きがない。
19時45分ようやく月が上がってきた。(我が浮きは道糸の直ぐ左側にある浮きでこの時点は浮いている。)
月が出ると海一帯は月明りで海中を照らされイカにとっては餌となる獲物の位置関係を探すのも容易になりいれば釣れる可能性が高くなる。
右の方から投入し直し、磯の一番高い場所に移動して浮きを探したところ、見当たらない。
久々の「浮きがない」状況に歓喜が沸き起こる。
暫くするとアオリマチックが唸りを上げて道糸を引っ張りかなり沖まで走った。
約30秒ほど、走った後残念ながら浮きが浮いてきた。
ん、アオリイカがアジを離してしまったのかな?
引き続き30秒ほど、様子を見るとまた浮きが潜り、反応があり、悠々と捕食タイムに突入したことが伺いしれる。
糸も出ていっていない為、ここで合わせを入れたところ、見事に乗って、ゆっくりとイカを磯まで引き寄せてくる。
いつも足や胴体に掛かるとアオリイカであれば直ぐに浮き上がりその姿を見せてくれるのだが、なかなか浮き上がらず、まさか魚!?
魚だと巻いている時に下に突っ込み根掛かりする恐れがあるため、手前に寄せてくる前に強引に巻いて浮かせる。
その正体はやはりこの時期にしては大きめなアオリイカ。
掛かりどころが悪く、胴体に辛うじて引っ掛かっているだけのようだ。
今回は新しいギャフを使い、アロさんにお願いし4~5回ほど、掛かりが悪く外れ、何とか取込み成功。
思わずアロさんと勝利の握手をした。
スレで掛かった約25㎝オーバーのアオリイカ
このサイズなら実家の親も喜ぶ事だろう。
さて、我々がやっているアオリイカ釣りの紹介です。
生きアジで釣るアオリイカ釣り
何故生きアジを使うかですが、アオリイカの場合生きて動いている魚を捕食する習性があり死んだアジだと見向きもされない時があり釣る確率を上がる為、生きたアジを使います。
死んだアジでは釣れないのかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、やはり生きたアジの方が食いつきが良く、よっぽどお腹が空いているのであれば捕食するかも知れませんが、少しでも確率を上げるためあえて生きアジを使います。
それもできるだけ生きが良いのが理想。
当然釣り場までは生かして持ち込みますので、ブクとバケツが必要になります。
オススメはこちら
Hapyson(ハピソン)
ハピソン(Hapyson) YH-750 乾電池式エアーポンプ(マーカー機能付) 2300
YH-750
第一精工
第一精工 活かしバッカン アジスカリ 27㎝ 活かしバケツ 釣り グリーン
11049
この生きアジはアジにストレスをかけずにいかにして泳がせるかによります。
また、アジを狙っている他の生き物も沢山おりますのでなるべく本命だけが釣れる様に努力する必要があります。
生きアジのアオリイカ釣り仕掛け
生きアジを使ったアオリイカ釣りの仕掛けですが
アジにハナカンと呼ばれるアジの鼻の横あたりに比較的強い所がありますのでそこをハナカンを通します。
このハナカンも針を通して泳ぎやすくされる物が必要です。
以前はハリミツと言うメーカーから販売されており3個で300円程度でした。 アオリ背ハナカン
ハリミツ(HARIMITSU)
HARIMITSU(ハリミツ) アオリ背ハナカン 中 V-0
V-0
もう一つキモになるのはイカの掛け針と呼ばれるカンナが必要です。
オススメはこちら ヤマシタイカ泳がせ針カン付き2段針
ヤマシタ(YAMASHITA)
ヤマシタ(YAMASHITA) イカ泳がせ針 カン付 二段針 L/LL IOHKLLL
IOHKLLL
通常釣りは針に餌をを付けて食わせたと同時に針がかりさせるのが大半なのですがこの釣りはハナカンを付けて泳がせているアジに食いついたアオリイカをしっかりと合わせを入れて掛け針で強引に引っかける釣りものです。
私の仕掛けはハナカンからカンナと呼ばれる掛け針までの距離を若干離して15cmから20cm位に設定し掛け針が振り子の様に大きく動かして引っかかるように設定してます。
ハリスの長さは1.5mから2mで設定します。
オススメのハリスはこちら シーガー船ハリス3号
シーガー(Seaguar)
727277
竿はこちらをオススメ。
私は釣り具のポイントのVERTEX磯4号540cmを使用しています。
当時の物よりかはスペックは落ちるかもしれませんが、十分かと思います。
ダイワ(DAIWA)
ダイワ(DAIWA) 波止釣り・海上釣堀ロッド ILリーガル 遠投 4-52遠投 釣り竿
916097
おすすめのリール。
それはもう、ダイワのアオリマチックが一番です。
当時は6000円台でセールで4400円程で購入していましたが、今じゃもうこのモデルもないので新しい最新型をご紹介します。
ダイワ(DAIWA)
ダイワ(DAIWA) スピニングリール(ヤエン) 19 アオリマチックBR LT3000D (2019モデル)
00065704
より戻しからウキ止めまでの距離(棚)は1.5~2mほど。
より戻しからイカの掛け針までの距離は1.5mほど。
※うつぼがいない海域であれば深めの棚でも問題ないかと思いますが、この周囲は非常に巨大うつぼが多い場所なのでウツボ回避の為に比較的浅棚で攻めてます。
アオリイカ用の浮き
アオリイカ釣りの生きアジを使った浮き釣りをする場合、殆どの場合、電気浮きが必要です。
私はここ20年程アオリイカ釣りをしており、色んな浮きを試してきましたが結局行きつくところはパナソニックの単三の乾電池用の自立浮きになりました。
何故、この浮きが良いかと言うと、まずアジを自由に泳がせるための自立浮きである事。
アジをつけたまま投げる為、そこそこの重さが必要であること。
アオリイカが抱きついても違和感を与えずに捕食させることができるくらいの重さが必要です。
オススメはこちら
Hapyson(ハピソン)
ハピソン(Hapyson) 白色発光 高輝度LED自立ウキ 2号 YF-881
YF-881
食いが立っていれば重さは関係なく食いつきますが、中には神経質なアオリイカはちょっとの違和感だけでもらすぐに触手を、離してしまいます。
特に重要なのは棚と呼ばれるアジを泳がせる水深です。
よく有るのは、棚が底近くにアジを泳がせているとウツボにあっという間に横取りされてしまいます。
そのウツボがたちが悪いのが、アジのみならず仕掛けごと持ち逃げされることです。
仕掛けは以前はハナカン@100、掛け針@200円。それにアジは今@240とかなり高めです
これだけでもウツボにあっという間に540円が失われてしまいますので棚の設定は重要です。
カツイチ(KATSUICHI)
カツイチ(KATSUICHI) イカキャッチャーII IS-12 L
IS-12
アオリイカ連続ヒット
その後、アオリイカを取込みタイドプールに入れて2杯目のアオリイカを狙う為、20時頃に再び投入すると直ぐにまた、当たりが出た。
今度のアタリは比較的小さめで大型アオリイカ特有の強引な浮きの持って行き方はなく、チョコチョコ浮きが沈むタイプで比較的小さめのアオリイカ特有の引き方。
あまり糸は持って行かず、走るのが止まって捕食タイムが始まったのを確認してから合わせを入れる。
→残念ながら、今回は乗らず諦めて仕掛けを回収しようとしたが、アロさんがまだ居るからそのまま流した方が良いとのアドバイスを頂戴し試しに流していたら2分程、経ってから再び同じような当たりが出始める。
アロさんのアドバイスに従ってよかった。
そのまま、アジを夢中で食べている状態までひたすら我慢して約1分待ってから合わせを入れる。
今回は上手く乗せることができてそのまま磯まで寄せてきたところ、スミを吐きまくる。
このスミは仲間への警戒信号でスミを吐かれてしまうと釣れなくなるという噂もあって不吉だ。
磯まで寄せてきてアロさんにギャフ入れをお願いし今回はほぼ1発で見事取込み完了。
アロさんもギャフ使いに慣れてきたようだ。
左が最初に釣れた方、右は次に釣れた方(左がオスで右がメス)
この間、ショッカー殿の方はエギ師が二人入ってきたが、釣れずにこちらが当たりがあったタイミングで撤収をしていた。
今回アジ5匹を使って釣りをしたが、2匹だけイカに捕食されたが、2匹は仕掛けが絡みアジが台無しに残り1匹は泳がせていたが、遂に当たりがなく、その1匹はリリースして引き上げた。
残念だったのはアロさんが何も当たりがなく2023年を締めくくったことだ。
2杯目のアオリイカをアロさんに譲って、最初の1杯は実家に配る為、釣り場で半身にして持ち帰ることにしたが、丁度、ナイフを持参するのを忘れ、やむを得ず、小さなハサミでカットして身は海水で洗ってジップロックに入れて持ち帰ることにした。
釣り場にはかならずナイフ持参は必須ですね。
検問でナイフを持っていると銃刀法違反になる恐れがありますが、明らかに釣りで使うことがわかっていればよいのでは?と淡い期待。
次回は年明けに釣行を考えており、タイミングを見てみんなで行きたいと思います。
その後、釣り場を掃除し、ゴミを持って帰り、だいぶ潮が引いてきたので慎重に磯を渡り、無事車まで戻ることができた。
ショッカー殿からは銀杏を頂き、車に積んで帰りはアロさんと平塚の矢口家のラーメンを食べてからから国道16号を通って家に帰宅。
まとめ
ショッカー殿:ヤリイカ坊主。
アロさん:当たりなし。
自分:当たり2回で2杯ゲット。
アオリイカ釣りに潮周りは殆ど関係ない模様。
アオリイカはいれば釣れる。
やはりこの釣りは忍耐が必要、特に諦めない気持ちが大事ですね。
早々に諦めると幸運の女神が逃げていきますので特にこの気持ちが重要。
次回はアオリイカ以外にヤリイカもそろそろ回遊してくるころ合いです。
また、次回もがんばりますので皆様、応援よろしくお願いします。
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